Nitto Boseki Co., Ltd. (TYO:3110)
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May 7, 2026, 3:30 PM JST
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Earnings Call: Q2 2026

Nov 6, 2025

はい、皆様こんにちは。本日はニットボーグループ決算説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。本日15時30分、2025年度第2四半期の決算を発表いたしました。決算説明資料に沿ってご説明をいたします。初めに、連結業績の実績につきましては、上席執行役の梶川よりご説明をいたします。続きまして、2025年度の通期業績見通しにつきましては、私の方から説明させていただきます。では、梶川さん、よろしくお願いします。 はい、梶川でございます。私の方から2025年度第2四半期の連結業績実績についてご説明いたします。3ページをご覧ください。決算のハイライトです。2025年度第2四半期は、スペシャルガラスの販売が好調に推移したことなどにより、売上高は前年同期に比べ¥44億円増加の¥574億円、営業利益は¥21億円増加の¥95億円となりました。EBITDA、経常利益、当期純利益につきましては、ご覧のとおりとなっております。 4ページをご覧ください。営業利益の増減分析です。営業利益は¥21億円の増益となりましたが、主として高付加価値品に含まれますスペシャルガラスの販売が好調だったことが大きく貢献しています。一方で、スペシャルガラスの旺盛な需要に応えるため、生産能力を拡張させていることなどに伴い、人件費などが増加しており、利益の押し下げ要因となりました。 次はセグメント別の状況です。5ページをご覧ください。まず、電子材料セグメントです。AIサーバー向けの旺盛な需要の継続により、スペシャルガラスの販売が好調に推移し、増収増益となりました。メディカルセグメントでは、体外診断薬用医薬品の販売は堅調に推移する一方で、中国の国産品の優遇が進展している影響やインフレの影響を受けました。また、基盤強化を継続して実施し、減収減益となっています。複合材セグメントでは、販売は前年同期を上回りました。また、前年同期には生産設備の定期修繕に伴うコストアップなどの影響があったため、増収増益となりました。資材ケミカルセグメントは、販売は値上げの寄与がありましたが、原材料を中心とするコストアップの影響を受け、売上高は前年並み、営業利益は減益となりました。断熱材セグメントでは、住宅向けの販売が低調に推移し、加えて生産設備の定期修繕に伴うコストアップなどの影響を受け、減収減益となりました。 6ページは各セグメントの売上高の実績となります。また、7ページは各セグメントの営業利益の実績となります。実績は以上となります。 はい、続きまして、2025年度の連結業績見通しにつきまして、ご説明を申し上げます。9ページをご覧ください。今期の事業環境の見方でございます。今期の事業環境は、米中の貿易摩擦の影響、あるいは地政学リスク等により、先行き不透明な状況ではあります。しかしながら、堅調なAI関連投資、これの動きが継続しておりまして、電子材料向けスペシャルガラスの旺盛な需要、これは見込まれる状況でございます。では、各セグメントの事業環境についてご説明をいたします。 まず、電子材料セグメントです。先ほど申し上げましたとおり、電子材料向けのスペシャルガラスは、データセンターのサーバーやネットワーク機器、エッジ機器、これらに向けて強い需要が継続いたしまして、低融点ガラス、低熱膨張ガラスともに好調な販売が継続する見通しでございます。メディカルセグメントにおきましては、国内、海外ともに需要は安定的で、人材確保、研究開発など、基盤強化に引き続き力を入れてまいりたいと思っております。複合材セグメントでは、販売に不確実性はございますが、今期実施しております値上げ効果、これを見込んでございます。資材ケミカルセグメントでは、各種コストアップを吸収すべく、既存ビジネスへの拡販と新商品開発、これを推進してまいります。断熱材セグメントでは、販売は回復しつつありますが、上期に行いました大型設備修繕などコストアップの影響を受ける見込みでございます。 これらを踏まえまして、10ページ、通期の業績見通しの推進になります。連結の業績予想につきましては、売上高¥1,200億、営業利益¥190億、経常利益¥185億、当期純利益は¥375億と、対前期比で増収増益となる見込みでございます。営業利益、経常利益、当期純利益は、スペシャルガラスの好調な販売が継続し、旺盛な需要が見込まれることなどから、前回公表値より上方修正をさせていただいております。なお、当期純利益につきましては、本日発表いたしました固定資産の売却に伴う約¥341億の特別利益の計上により、業績予想を修正し、対前期比で大幅な増益、これを見込んでございます。 11ページは通期の営業利益見通しの対前期比較、増減分析になってございます。営業利益は¥190億と¥26億の増益となる見込みでございます。生産能力増強に伴う人員増加や賃上げによる人件費、償却費の増加、為替相場を円高と予想することなどが利益の押し下げ要因ということになりますが、高付加価値品の販売増加、これが増益に貢献するということになります。なお、8月1日の公表値から¥20億の上方修正をいたしました。これは主に高付加価値品に含まれます。スペシャルガラスの好調な販売、これが継続すると見込んでいるためでございます。 12ページはセグメントごとの通期の売上高見通しです。売上高につきましては、電子材料でのスペシャルガラスの好調な販売が継続する見込みですが、その他の事業での伸び悩みが見られることから、8月時点の見通しを据え置いてございます。続きまして13ページ、これは、セグメント別の営業利益の見通しになってございます。営業利益につきましては、電子材料におけるスペシャルガラスの販売の増加による利益の貢献などにより上方修正をしてございます。 次は、そのスペシャルガラスの売上高の推移になっています。14ページをご覧ください。2025年度は低融点ガラス、低熱膨張ガラスに対する強い需要が継続し、引き続き成長が期待されることから、スペシャルガラスの売上高は増加する見込みです。生産能力の増強につきまして、NEガラスは2023年度から急激な需要増加がございました。今年3月までに予定されていた台湾での能力増強、これを計画どおり完了してございます。NERガラスは中期的な需要拡大が見込まれることから、今後も引き続き能力増強を進めてまいります。Tガラスは現在、着実に能力増強計画を進めており、国内、海外ともに積極的な投資、設備投資を行っている最中でございます。 15ページはスペシャルガラスの生産体制増強の取り組み状況になってございます。先ほど申し上げましたとおり、今年3月には台湾のNEガラスの溶解炉の増設が完了しております。現在、国内台湾の拠点におきまして、Tガラスの溶解炉の増設及び定期修繕工事を進めており、2027年度には大幅な能力の拡充、これを実現する計画でございます。また、スペシャルガラスクロスにおきましては、今年8月にリリースしましたとおり、福島事業センターにおきまして、ガラスクロスの生産体制を増強するための工事を開始いたしました。2026年12月の竣工予定でございます。次世代のスペシャルガラスの生産も視野に、引き続き生産能力増強を進めてまいります。 16ページは設備投資、減価償却費、研究開発費の見通しでございます。今期は前期に引き続き、スペシャルガラスなどの成長分野を中心に、生産能力拡充のための設備投資を続けて行ってまいります。次世代の商品開発やプロセス技術開発、これを加速させるための研究開発費、これを増やしていくという計画もございます。 最後に株主還元についてご説明をいたします。18ページをご覧ください。当社は持続的な成長のための投資を行うとともに、株主に対する配当政策を経営の最重要項目の1つとして位置づけてございます。中期経営計画に基づき、1株あたりの配当金は¥55を下限に、定常収益に対する連結配当性向30%、これを基本方針とする株主還元を実施してまいります。この基本方針に基づき、2025年度の中間配当金は1株あたり¥27.50に決定いたしました。年間配当金につきましては、2025年度業績予想に対し、本日公表いたしました土地売却に伴う特別利益、この影響を除外した定常収益に基づいて算出した結果、1株あたり¥114となり、期末配当金は¥86.50を予定してございます。連結配当性向につきまして、定常収益に対しては30%ということになってございます。以上でございます。