Kaga Electronics Co.,Ltd. (TYO:8154)
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May 13, 2026, 3:30 PM JST
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Earnings Call: Q2 2024

Nov 23, 2023

加賀電子の石原でございます。平素よりご支援お引き立てをいただき、誠にありがとうございます。また、本日は弊社の決算概要説明をご視聴いただき、厚く御礼申し上げます。それでは、私より2024年3月期第2四半期決算の概要をご説明申し上げます。 まずはじめにサマリーでございます。当第2四半期実績、売上高は前年同期比¥237億円減収の¥2,750億円、営業利益は前年同期比¥44億円減益の¥138億円となりました。主力の電子部品事業におけるスポット需要の消失が減収減益の主な理由となります。それに顧客在庫調整の影響の一部顕在化、第1四半期に計上した特定取引先の民事再生法申請に伴う貸倒引当なども あり、売上や利益を押し下げる結果となりました。四半期純利益につきましては、投資有価証券の売却益、企業買収に伴う負ののれんの発生益などの計上により、前年同期比¥20億円減益の¥114億円となりました。一方、スポット需要の消失や顧客在庫調整の影響を織り込んだ社内計画に対しては、売上高で¥150億円、営業利益では¥38億円の上振れとなりました。スポット需要の消失や貸倒引当等の一過性要因を除いた実質ベースの稼ぐ力は前年並みの水準を維持しており、第1四半期に引き続き、この第2四半期も社内計画に対する上振れ傾向は持続しております。 通期業績予想。5月11日公表の通期業績予想に対する第2四半期の進捗ですが、売上高で50%、営業利益で55.5%、当期純利益では63.4%と、いずれも概ね順調な進捗状況で推移しております。このような業績の進捗状況、社内計画に対する上振れ傾向を踏まえて、通期業績予想の上方修正の是非についても議論、検討をいたしましたが、期初に比べても先行きの不透明感が一段と強まっていることを考慮し、今後の需要動向も慎重に見極めたく、現時点での業績予想は据え置かせていただきました。 次ページの業績ハイライトはただ今ご説明したとおりであります。当第2四半期におけるEPS一株当たり四半期純利益は¥434.23となりました。また、当第2四半期における期中平均為替レートはドル円で141円となっており、前年同期比で約7円、通期業績予想の想定レート135円と比べ6円円安に振れております。為替の変動による前年同期比の影響額は、売上高で約¥60億円の増収、営業利益では約¥1億9,000万円の増益影響となっております。また、社内計画比では営業利益で約¥7,000万円の増益影響となっております。 セグメント別の業績です。主力の電子部品事業におきましては、部品販売では半導体、電子部品の供給不足緩和により、前年度まで収益に寄与したスポット需要が消失したことに加え、顧客における在庫調整の影響が一部顕在化し、対前期比では減収減益となりました。EMSビジネスでは、車載向けは半導体、電子部品の需給改善により伸長するも、医療機器、産業機器向けは主要顧客の在庫調整の影響もあり、同様に対前期比では減収減益となりました。一方、電子部品事業の通期業績予想に対しては、売上高、セグメント利益ともに50%を超える進捗で推移しております。 情報機器事業におきましては、教育機関向けパソコン販売、セキュリティソフトやPC周辺機器等の販売が堅調に推移。また、LED設置ビジネスでは前年度から本格展開している大口案件が寄与し、対前期比で増収増益となりました。セグメント利益は通期業績予想の50%を超える進捗で推移し、利益率も前期実績、社内計画の数値を上回っております。 ソフトウェア事業では、売上高はほぼ前年並み、セグメント利益は増益、利益率も情報機器事業と同様に、前期実績、社内計画の数値を上回っております。その他事業については、売上高は対前期比で増収、セグメント利益はほぼ前年並みとなりました。 特にセグメント利益率については、すべての事業セグメントにおいて通期社内計画の数値を上回り、全体では通期計画4.5%に対して5%の営業利益率で上期を着地しております。7ページから8ページにも事業セグメント別の記載がありますので、併せてご覧ください。 続いて、会社別の業績において着目していただきたいポイントをご説明いたします。従来からの加賀電子につきましては、スポット需要の消失の影響が大きく、対前期比で減収減益となっておりますが、スポット需要の恩恵がまだ小さかった前々期との比較においては、売上高、営業利益、営業利益率いずれも大きく伸長していることが確認できます。加賀FEIグループにおいては、スポット需要の消失があったものの、売上高は前期水準を維持しており、前々期との比較においても販売力の大幅な向上が見られます。特定取引先に対する貸倒引当などの計上による利益の押し下げもありましたが、加賀電子と同様、前々期との比較では営業利益、営業利益率ともに大きく伸長していることが確認できます。エクセルグループにおいては、大口顧客向け売上の減少はあったものの、販売ミックス良化により収益力を高め、ほぼ前期並みの売上総利益、営業利益を維持し、営業利益率も4.4%と大きく向上させております。対前年同期比では減収減益でありますが、これまでの流れの中で一過性の要因なども加味して見ていただければ、特に加賀FEIグループ、エクセルグループともにM&A後のPMIが順調に進み、販売力、収益力ともに大変たくましく変化成長しており、従来からの加賀電子を含むすべての企業グループにおいて、着実に稼ぐ力が増していることを感じ取っていただけるものと思います。6ページ目のグラフもあわせてご覧ください。 直近3ヶ月の業績は第1四半期とほぼ同水準の売上高、営業利益、利益率で着地しており、第1四半期に引き続き第2四半期も社内計画に対する上振れモメンタムを持続しております。10ページから14ページにも四半期別の情報がございますので、あわせてご覧ください。 営業利益の変動要因についてご説明いたします。対前年同期比では¥44億円の減益となりましたが、主な要因はスポット販売の消失による¥36億円の減益が大半を占め、販売数量の減少や販売ミックスの変動による¥12億円の減益、販管費の節減による¥4億円の増益という内訳となっております。一方、社内計画比では¥38億円の上振れとなりました。主な要因としては、販売数量の増加、販売ミックスの変動により¥31億円の上振れ、販管費の節減によって¥7億円の上振れという内訳になっております。 ここからは貸借対照表の状況についてご説明いたします。まずはじめに資産の部となります。流動資産は現預金の増加などにより、対前期末比で¥67億円増加し、¥2,523億円に。固定資産は償却や投資有価証券の売却などにより、対前期末比で¥26億円減少した¥380億円となり、総資産合計では対前期末比で¥41億円増加した¥2,903億円となりました。負債の部は、未払法人税の納付、未払費用の支払いなどにより、対前期末比で¥97億円減少し、¥1,467億円に。純資産の部は利益剰余金の積み増しなどにより、対前期末比で¥138億円増加した¥1,436億円となりました。流動資産の増加、流動負債の減少により、流動比率は215.6%と改善しております。また、自己資本比率は前期末の45.3%から4.1ポイント改善した49.4%となり、加賀FEIグループのM&Aを行う以前の水準に回復してきております。棚卸資産は主要顧客の在庫調整などの影響もあり、対前期末比で¥73億円増加した¥635億円となりました。在庫回転日数も42日と上昇傾向にありますので、改めて期末に向けた在庫削減の取り組みを強化しているところであります。有利子負債は前期末から大きな変動はなく、¥425億円。利益獲得による自己資本の積み増しにより、DEレシオは0.3%と低く抑えられております。現預金残高は対前期末比で¥98億円増加した¥624億円となり、現預金の積み増しによってネットD/Eレシオはマイナス0.14%と、前期末に引き続きマイナス値で低く抑えられており、次なるステージに備えた財務基盤の健全性、体質強化に努めているところであります。 2024年3月期通期業績予想。以上のような第2四半期の業績の進捗、社内計画に対する上振れ傾向を踏まえて、期初にお示しした通期業績予想、売上高¥5,500億円、営業利益、経常利益ともに¥250億円、当期純利益¥180億円に関して、上方修正の是非について冒頭に申し上げましたとおり、社内でも議論、検討をいたしましたが、先行きの不透明感が一段と強まっていることに加え、今後の需要動向も慎重に見極めを行いたく、通期業績予想、年間¥220円の配当金ともに現時点においては変更をせず、据え置かせていただきました。なお、通期業績予想を踏まえた当期末時におけるROEは13.3%を見込んでおります。 24ページ以降には、参考資料として中期経営計画に沿ったセグメントによる任意開示の情報や、3ヶ月ごとのセグメント別や地域別売上高のグラフ、為替レート、為替感度の情報なども載せてございますので、併せてご覧いただければと思います。私からの当第2四半期の決算概要説明は以上となります。ご視聴誠にありがとうございました。