Sansan, Inc. (TYO:4443)
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May 8, 2026, 3:30 PM JST
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Earnings Call: Q3 2024

Apr 11, 2024

それでは時間になりましたので、サンサン株式会社2024年5月期第3四半期の決算説明会を始めさせていただきます。本日の資料のご案内ですが、決算説明資料を用いてプレゼンテーションを行います。ZOOMでの画面共有を行いますが、お電話にてご参加の方は当社IRサイトにて資料をご覧いただければと思います。 続いて、本日のタイムスケジュールについてです。当社取締役CFOの橋本より、決算概況について約15分前後のプレゼンテーションをさせていただきます。その後、11時までを質疑応答の時間といたします。それでは早速ではございますが、橋本よりご説明を申し上げます。 当社の決算説明会にご参加くださいまして、ありがとうございます。CFOの橋本です。まず4ページをご覧ください。2024年5月期第3四半期累計実績のハイライトについてです。1点目、売上高、調整後営業利益はともに好調に推移し、通期業績予想として開示しているレンジの中央値に対して順調な進捗となりました。 2点目、営業DXサービスサンサンの売上高は、営業体制の強化などによって堅調に推移し、契約件数の成長が加速しています。3点目、インボイス管理サービスBILLONEの売上高は、インボイス制度が開始された後も大きな反動影響はなく、高成長が継続して新規契約の獲得も順調に進みました。 ここからは第3四半期3ヶ月間の実績についてご説明します。5ページをご覧ください。売上高は前年同期比33.9%の増収。このうちM&Aによる新規連結分を除いたオーガニックな成長率は30.8%となりました。 売上総利益率の低下はまだ相対的に利益率の低いBILLONEの構成比が高まったことによるものですが、BILLONEの利益率自体もインボイス制度が開始された昨年の10月から11月をボトムに、以降は毎月月ごとに改善が続いておりまして、今後も向上していくことを想定しています。 調整後営業利益は人材採用を強化していることに加えて、前年同期には広告宣伝費を比較的使っていなかったことの反動もあって減益となっています。しかしながら、累計実績で捉えた場合、前年同期比46.5%の増益となっており、通期見通しレンジの中央値に対して順調な進捗となっています。 なお、同じく累計実績の親会社株主に帰属する四半期純利益が減益となっていますが、これは前年同期においては関係会社株式売却益を計上していたことが主な要因です。6ページをご覧ください。調整後営業利益の減益要因についてご説明します。 調整後営業利益は1億400万円の減益となりましたが、成長戦略に伴って広告宣伝費が3億3,500万円、人件費が8億5,000万円増加したことが主な要因です。セグメント別の概況について7ページをご覧ください。サンサンBILLONE事業、エイト事業ともに増収増益となりました。 なお、その他のセグメントには、2023年6月にグループ会社化した株式会社言語理解研究所の業績が当期の第1四半期より連結されています。利益について調整額のマイナスが拡大していますが、成長戦略を進める中で、人事部門やブランディング部門、コーポレート部門などの人員増に伴う費用増が主な要因となっています。 なお、調整額の内訳については、本資料の32ページに詳細を記載しています。続いて、8ページからセグメント別の実績についてご説明します。まず、サンサンBILLONE事業の実績についてです。売上高はサンサンの堅調な成長およびBILLONEの高成長が継続したことで、前年同期比33.8%の増収となりました。 一方、調整後営業利益は前年同期比6.7%の増益にとどまりましたが、これはサンサン、BILLONE両方において営業人員の採用やマーケティング活動の強化を進めたためです。サービス別で見ると、サンサンの売上高は前年同期比14.6%増、BILLONEの売上高は160.6%増となりました。 その他の売上高が大きく伸びたのは、主には2023年3月にグループ会社化したクリエイティブサーベイ社の業績寄与によるものです。この中に含まれる契約データベースコントラクトONEの契約件数は前年同期比同期末比92件増の210件となりました。9ページをご覧ください。サンサンのKPIについてご説明します。 左側のグラフはサンサンのストック売上高ですが、前年同期比14.8%増と堅調な実績となりました。一方、サンサンのその他売上高は前年同期比9.9%増となり、第2四半期の成長率からは低下しました。 このその他には、新規導入時の初期収入などが計上されていますが、獲得した契約の規模や形態などによって計上額やタイミングが様々であり、上下しやすい性質があるためです。 次に中央のグラフで示していますが、契約件数は前年同期末比7.1%増、契約あたり月次ストック売上高は7.2%増となりました。営業体制の強化などにより、当第3四半期末での契約件数の純増数は240件となり、これまでに比べて獲得が加速しました。 獲得した契約規模の兼ね合いで、契約あたり売上高の伸び率はやや鈍化しましたが、ともに順調な実績であると評価しています。右側のグラフはサンサンの直近12ヶ月平均月次解約率ですが、当第3四半期末の解約率は0.44%となり、低水準を維持しました。 サンサンの今後の施策について、ポイントとなる点を一つご紹介します。10ページをご覧ください。サンサンの基本的な料金は、利用する企業の従業員規模に基づいた設定となっています。 その上で利用できる企業機能が異なるライト、スタンダード、そしてエンタープライズの3つのエディションと各種有料オプションを提供していますが、各エディションで利用できる機能やオプションの見直しを行いました。 加えて、昨今の市場環境やサービスの強化状況などを勘案し、定価料金を30%引き上げ、当該価格体系に基づく新規営業活動を2024年2月より開始しています。これらの効果が主には来期である2025年5月期の業績から表れることを期待しています。 サンサンの最後の説明の最後として、足元の状況をお伝えすると、2月は単月では過去最高の受注額を記録しました。第3四半期3ヶ月間の新規受注額は前年同期比で約24%増、前第2四半期比でも約8%増となるなど、堅調に推移しています。 この新規受注額は、一部はすでに第3四半期の売上高として計上されているもの、そしてもう一部は第4四半期から計上されてくるものなど、その性質は様々ですが、成長トレンドをご理解いただく上では参考になるものと思っています。11ページをご覧ください。続いて、BILL ONEのKPIについてご説明します。 左側のグラフはBILL ONEのMRRですが、2024年2月の実績は前年同期比149%増となり、ARRは68億円を超過しました。2024年5月のARR目標として75億円以上を掲げていますが、極めて順調な進捗となっています。 次に、中央のグラフについてですが、順調に新規契約の獲得が進んだ結果、有料契約件数は前年同期比100.5%増、有料契約あたり月次ストック売上高は23.9%増となりました。 右側のグラフはBILL ONEの直近12ヶ月平均月次解約率の推移ですが、当第3四半期末の解約率は0.33%となり、サンサンを含めて比較した場合においても、過去最低の水準を実現しました。 インボイス制度が開始された足元の状況ですが、駆け込み需要がなくなったことによる成長減速は多少生じたものの、影響は軽微なものであると捉えています。ご参考までに、先ほどサンサンでお伝えしたのと同様、足元の受注状況をお伝えすると、この第3四半期も極めて堅調な実績となっています。 成長戦略として取り組んでいる営業人員の増員効果なども勘案すると、第4四半期以降はさらに良好な受注が期待できるものと捉えています。12ページをご覧ください。成長をさらに押し上げる効果が期待できる施策についてご説明します。 BILL ONEの料金は、請求書のデータ化枚数をベースとしたライセンス費用が基本となりますが、2023年12月に市場環境やこれまでのサービスの強化状況などを反映させた料金への適正化を行いました。この新たな体系での営業活動を順次進めておりまして、第4四半期以降、徐々にその効果が出てくるものと期待しています。 また、BILL ONEでは展開領域の拡大にも取り組んでいます。13ページをご覧ください。2020年5月のサービス提供以降、請求書の受領機能を中心にこれまで成長してきましたが、2022年2月には請求書の発行機能を搭載しました。 また、2023年6月にはオプション機能として法人向けのクレジットカードをイシュアとして提供し、フィンテック領域にもビジネスを広げました。まだ具体的にお伝えすることはできませんが、その他の取り組みについても様々な準備を進めており、近いうちにご紹介できるものと考えております。 今後もBILL ONE周辺に存在する課題に着目してビジネスを拡張させ、さらなる成長を追求していきます。次に、エイト事業についてご説明します。14ページをご覧ください。BtoBサービス、BtoCサービスともに成長に寄与した結果、売上高は前年同期比25.8%の増収となりました。 調整後、営業利益は増収となったことに加え、収益性に焦点を当てた事業運営により赤字額が4,400万円縮小しました。15ページは四半期別の実績です。当第3四半期の売上高が前第2四半期比で減少していますのは、大型のビジネスイベントをこの四半期では実施していないためです。 通常、第2四半期と第4四半期に大型のイベントを実施する計画としており、当期においてもその予定でいます。調整後、営業利益は通期での黒字化を見込んでおり、順調な進捗となっております。最後に、通期業績見通しについてお話しします。17ページをご覧ください。 第3四半期累計実績の通期業績見通しに対する進捗状況についてご説明すると、売上高は予想レンジの上限に近い推移となっています。また、調整後営業利益は中央値に沿って推移しています。したがって、期初に発表した見通し数値に変更はありません。説明は以上となります。ありがとうございました。